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はじめて遺産相続を経験する方は、法律には縁がなく何も分からない状況の方も少なくないと思います。
そんな方のために、ここだけは抑えておきたい遺産相談に関する基礎知識をご紹介していきます。

法律は、言葉や言い回しが独特で難しい上に似たような言葉が多く、字の一文字が変わってしまうだけでもその解釈は変化してしまいます。
まずは遺産相続に関する似たような言葉の違いを知り、混同しないようにしておきましょう。


相続と遺贈
相続はよく聞く言葉ですが、遺贈は始めて耳にする方も多いのではないでしょうか。
遺贈とは「遺言書で財産を贈与する」という財産移転の方法です。
なぜこのような手段が必要になるかといいますと、相続は法律によって決められた人にしか行えない(法定相続人)のに対し、遺贈は誰に対しても行えるためです。
つまり、本来ならば相続分が無いような人に物や財産遺してあげることができたり、寄付をしたりすることができます。


生前贈与と死因贈与と遺贈
先ほど説明しましたとおり、遺贈は遺言書によって行う贈与の事です。
それに対し生前贈与と死因贈与は、お互いに合意し、物をあげたり、貰ったりする「契約」です。
つまり遺贈は本人の意思とは関係がなく贈与が行われるのに対し、生前贈与と死因贈与は意思の合致がないと成立しないという事になります。
ですので遺贈を受けた人(受遺者)は相続人と同じように放棄する事ができますが、契約である生前贈与や死因贈与は放棄することができません。
この場合、故人になんらかの契約違反が認められれば、契約を解除し物を受け取らない事も可能です。
また、生前贈与と死因贈与の違いですが、生前贈与は文字通り生前に行った贈与で、死因贈与は自分が死んだ事を条件に物をあげる契約です。
例えば「私が死んだら、この車をあげる」と行ったような契約のことです。



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